うちやまる日記~アメリカ・ミシガン在住主婦の日常~

夫の海外駐在で2022年~ミシガン州に移住。アメリカで専業主婦やってます。

はじめてのフィリピン家庭料理

こんにちは、アメリカ在住の はる(@uchiyamaru0914) です。

 

先週末、夫の同僚ご夫婦のお宅にお邪魔させていただきました。

来月、海外旅行に行くそうで、その間、ペットのインコのお世話を頼まれることに。

そのインコちゃんを見せてもらうついでに、ランチをごちそうしてもらいました。

 

美味しくてボリューム満点な大満足ランチを紹介します。

 

フィリピンの家庭料理ってなんだろう?

同僚の方は日本人ですが、アメリカで現地採用されていて、すでに20年近くもアメリカに住んでいる大先輩。

そして奥さんはフィリピンの方で、フィリピンの家庭料理を作っておもてなししてくれました。

 

フィリピンには行ったことがないし、日本でもフィリピン料理屋さんには行ったことがないので、初めてのフィリピン料理です。

どんな料理が出るのか、日本人の口に合うのか少しドキドキしながらお宅を訪問。

 

そして今回ごちそうになった料理はこちら。

たくさん作ってごちそうしてくれました

シニガン

メインは酸っぱいスープ。シニガンという名前です。

(参考:Wikipedia シニガン - Wikipedia

お鍋でたっぷり作ってくれました

お肉とたっぷりの野菜をじっくり煮込んだスープです。

野菜はキャベツ、ジャガイモ、ネギ、しし唐が入っていました。

しし唐は近くの日本食スーパーで買ってきたそうです!

 

スープはサンパロック(タマリンド)という豆から作られる粉末が使われていて、その酸っぱい味がクセになる感じでした。豆の果肉に強い酸味があるみたいです。

酸っぱい風味が好きな人は、さらにレモン果汁とかも加えて作るそうです。

スープの素が売っています

シニガンスープの素が売っています(写真はAmazonより引用)

酸っぱいので少し好みは分かれるかもしれないスープですが、私たち夫婦は好きな味でモリモリといただいてしまいました!

 

ルンピア(フィリピン春巻)

揚げ春巻はルンピアといいます。

春巻の皮にひき肉、刻んだセロリとニンジンを混ぜたタネを敷き詰めて、ロール状にしてあげてあります。

それをチリソースと一緒に食べるのですが、皮がサクサクで揚げシュウマイのような感じ。

とっても食べやすくて日本人好みの味でした。

ちなみにひき肉は牛肉で作ることが多いけど、今回は豚肉で作ったそう。

フィリピンでは屋台でもよく売っているメジャーな料理らしいです。

 

アドボ

最後はアドボという肉料理。

こちらは豚肉で作ってありますが、鶏肉だったり海老を使ったり、色々な具材のアドボがあるそうです。

アドボは「マリネ」を意味する言葉で、多量のお酢を使った漬け汁に肉を入れて漬け汁と一緒に焼きます。

フィリピンの国民食で、煮汁を飛ばして日本の照り焼きのようにする場合もあれば、シチューのように汁を残すレシピもあるらしいです。

味付けにはお酢の他に、ニンニク、ソイソースであるトヨかパティス、砂糖、粒の黒胡椒、ローリエなどを使うのが一般的と書いてありました。

(参考:Wikipedia アドボ - Wikipedia 

お酢のおかげでお肉がとても柔らかく、こちらも日本人好みの味のお料理でした。

 

練乳のスイーツ

最後はデザート。

こちらの料理、名前を聞き忘れてしまいました。

想像以上に濃厚な練乳味

練乳、牛乳の中にココナッツの実を細長く薄切りにしたものと、カラフルなナタデココ?(ゼリー?)のようなものが入ったとっても甘いスイーツです。

最後に上からチェダーチーズが振りかけて食べるみたいです。

 

これはとにかく甘くてちょっとびっくり!フィリピンの人は甘党なんですね。

そのままいただいたのですが、かき氷とかのシロップとして使いたいくらいの甘味。

 

ネットで調べると「ブコパンダン」という緑色のスイーツに近い気がするのですが、緑色のゼリー以外にもフルーツや赤いゼリーも入っていて同じメニューなのかは謎…。

ちなみにブコはフィリピン語で「ココナッツ」、パンダンは「パンダンリーフ」という植物の名前からつけられているみたい。

奥様と連絡先を交換したので、また今度聞いてみたいと思います!

 

まとめ

奥様の愛情たっぷりお手製料理のおかげで、アメリカにいるのにフィリピンに行ったような気分を味わえました。

ご夫婦と色々お話しできて、アメリカの生活に役立つ情報もたくさん聞けてラッキー!

ただ、もっと英語が喋れたら、理解できたら…という場面は多々あったので英語の勉強をもっと頑張りたいと思います。

 

引きこもりなので、英語ベースで会話しないといけない人の存在はとっても貴重…。

これを良い機会に奥様とたくさんお話しさせてもらって、英語力も上達させられたら、と思ってます!

 

ではまた~