こんにちは、アメリカ在住の はる(@uchiyamaru0914) です。
すでに結構時間がたってしまいましたが、年末年始(22-23年)に行ったフロリダ旅の旅行記を書いていきます。
ミシガンからフロリダまで車で行ってきました。
せっかく行くならとことん楽しもうと、2週間以上の長旅になりました。
これからロードトリップを考えている人の参考になるかもしれないので旅の行程を振り返っていきます。
年末年始旅行の基本情報
- 日程:2022年12月22日(木) ~ 2023年1月6日(金) : 16日間
- 参加者:私と夫 2人旅
- 主な目的地:フロリダ州
オーランド(ディズニーワールドとユニバーサルスタジオ)
エバーグレーズ国立公園
キーウエスト(アメリカの本土最南端の島)
マイアミ - 行った州の数:8州
ミシガン・オハイオ・ケンタッキー・テネシー・
ジョージア・フロリダ・サウスカロライナ・ノースカロライナ - 走行距離合計:3750マイル (約6,035km!)
なんと6000km以上も移動するアメリカ縦断旅になりました。
(※地図の出発地点はノバイで人気の日本食スーパー「ワンワールド」に設定しています)
フロリダへの往復の途中、アトランタやグレートスモーキー国立公園にも行くことができました。
ここからは少しずつ振り返っていきます。
【1日目:12/22】寒波により出発日を変更
本来の出発予定日は翌日の12/23。
1日目からさっそく予定通りに行きませんでした…笑
いよいよクリスマス休暇に入るぞ、というタイミングでアメリカを寒波が…。
日本でもニュースになっていたようですね。
連休初日(12/23)に警報級の大寒波で、ウィンターストームがやってくる…。
と、いうことで前日22日の午後出発に変更しました。
必死に天気予報を確認し、吹雪が来る前に暖かい南に逃げることに。
初めの目的地はジョージア州のアトランタです。
無事吹雪の影響はなく移動できましたが、なかなかハードな旅のスタートになりました。前を見るのもやっとのひどい雨もありました…。
これだけ長いロードトリップを振り返ってみても1日目の運転が一番大変だったなぁ。
翌日以降、寒波の影響で飛行機が運休になったり、道路は速度規制がかかったり、大変だったようなので(SNS調べ)、出発日を繰り上げたのは正解でした。
休憩をはさみつつ、夫と二人で約10時間の運転をしてテネシー州のアセンズ(Athens)という街で1日目を終えました。
アトランタにはまだ着かない。遠いです…。
【2日目:12/23】アトランタ観光
2日目も運転を頑張る日。南へ向かいます。
テネシー州を出発し、引き続きアトランタを目指します。
3時間ほど運転して11:00頃、無事アトランタに到着。
先の行程を考えるとあまり長い時間は観光できないので、車でのダウンタウン散策を中心に、少しだけ車を停めて観光を楽しんできました。
アトランタと言えばコカ・コーラ発祥の地、
そして日本でも有名なキング牧師の出生地です。
ちなみに写真に写っていますが、この日の気温は華氏17℉…
つまり摂氏約-8℃。アトランタまで南下したのにこの気温。
寒すぎる!!寒波怖い。。。
アトランタで車を停めて観光したポイントはこちら。
- ワールド・オブ・コカ・コーラ (コカ・コーラの博物館)
- マーティン・ルーサー・キング・ジュニア国立歴史公園
- ザ・キング・センター
ワールド・オブ・コカ・コーラ
アトランタにはコカ・コーラの本社があります。(Google マップ)
ですが…!
博物館のワールド・オブ・コカ・コーラがあるのは本社ビルではないので注意してください!(公式HP:Atlanta Attraction, Museum, & Venue | World of Coca-Cola)
時間の都合で博物館の中には入らず、無料で入れるストアと広場だけ見てきました。
近くに無料の駐車場は見当たらなかったので車で行く際はご注意ください。
(我々は近くの道路脇に車を停めて、夫と交替で見てきました…笑)
コカ・コーラ・ストアは服、雑貨、食器等々たくさんのコカ・コーラのグッズが。
ファンにはたまらない空間です。
広場はクリスマスシーズンだったのでオーナメントで飾られていました。
博物館では歴代のマーケティングに使われたコカ・コーラグッズや、コカ・コーラの秘伝のレシピが保管される金庫、創業からの歴史やマーケティング戦略の展示などを見学できるようです。
シロクマのキャラクターポーラーベアとの記念撮影もできます。
そして出口付近には無料試飲スペースが…。飲みすぎてしまいそうです。
また今度機会があったら中も見学したいです。
ちなみに入場料は大人19ドル、小人15ドルです。(2023年2月現在)
アトランタでキング牧師の功績を学ぶ
アトランタはアフリカ系アメリカ人の公民権運動で指導者として1950年代~60年代にかけて活躍したキング牧師(Martin Luther King Jr.)の出生地です。
「I Have a Dream(私には夢がある)」の一節で知られる演説が有名ですよね。
アメリカではキング牧師は国民の祝日になるほどの有名人。
毎年1月の第三月曜日はキング牧師記念日です。
そんなアトランタにはキング牧師にまつわる施設がいくつかあります。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア国立歴史公園
まずはじめに訪れたのはこちら。
国立公園局の施設で無料で見学できます。
キング牧師の生涯を学べる展示室があります。
写真と文章だけでなく、映像やモノの展示も豊富で、英語が分からなくても楽しめます。
1960年代には、非暴力の抗議活動に参加し逮捕されてしまいました。
アラバマ州バーミングハム刑務所に投獄された時に記した公開書簡「バーミングハム刑務所からの手紙」は、公民権運動の倫理的な基礎をつくりました。
生家見学ツアーもあります。
内部はツアー参加者しか見ることができません。
出発時間と定員(10人/回)が決まっているので展示室がある建物のインフォメーションデスクで時間を確認して予約してください。
外から見るだけであればツアーに参加しなくてもOK。展示室のある建物から歩いて5分程のところにあります。
我々はちょうどよいツアー時間がなかったので、外から見学しただけです。
しかしいいものがありました!
ツアーに参加できなくてもこちらの写真のQRコードから内部の様子を撮影した動画を見ることが可能です。こういったサービスがあると助かりますね。
ザ・キング・センター
国立公園のすぐ向かいにある施設で、1968 年にキング牧師の妻であるコレッタ・スコット・キング夫人によって設立された非営利団体によって運営されています。
この施設全体が事務所 兼 記念館として使われているようです。(公式HP:The King Center | The Center for Nonviolent Social Change)
こちらも入場無料です。無料の駐車場もあるので車でも安心して訪問できます。
フリーダムホール
1Fにはギフトショップとシアター、2Fにはキング夫妻やキング牧師が尊敬したガンジーの展示があります。
キング夫妻の墓 (Dr. & Mrs. King's Crypt)
2006年に当初の墓からこの施設に移されました。
地下室が再建され、夫人とともにこの地に眠っています。
キング牧師をめぐる観光スポットは、展示のクオリティも高く、かつ無料で楽しめるので非常におすすめです!
アメリカを知るうえで人種差別撤廃の歴史は切っても切れない重要なものです。
せっかくアトランタに行くなら、ぜひ訪れてみてください!
今回はここまで。
しばらく旅行記が続きます。
ではまた~