こんにちは、アメリカ在住の はる(@uchiyamaru0914) です。
2023年4月22日で渡米して丸1年経ちました。
時間が過ぎるのはあっという間ですね…
7ヶ月目までは毎月更新していましたが、今回は久しぶり。
それだけアメリカ生活が日常になったということですね。
これまでの記録はこちら
1年間アメリカで暮らしてみて
1年間アメリカのミシガン州に住んでみて、思うことをつらつらと。
このトピックスで振り返ってみます。少し長くなるので、この記事では1~3を書きますね。
- 私のこと
- 日常生活のこと
- 英語のこと
- 仕事のこと(後編記事)
- 1年暮らしてわかったアメリカ生活の良し悪し(後編記事)
- 1年間のまとめ(後編記事)
後編はこちら
1. 私のこと
改めての自己紹介になりますが、私は30代前半の子なし専業主婦です。
夫のアメリカ赴任に合わせて、新卒時代から10年勤めた自動車メーカーのお仕事を休職し、アメリカのミシガン州に来ました。
海外旅行でアジア圏には数か国行ったことがありますが、アメリカに来るのも海外生活するのも今回が初めてです。
ちなみに英語力はTOEIC600点くらい。
絶望的にできないということはありませんが、自信をもって得意ですとも言えないレベル…。
自動車メーカーの仕事でも、海外拠点のメンバー相手に英語でメールをしたりをすることはありましたがたまにある打ち合わせはすごく苦手でした。
読み書きはまぁなんとかなるけど、会話になると相手の言っていることがよくわからない。自分の言いたいこともうまく言えない、という典型的な日本人パターンだと思います。
そんな私がアメリカで1年間暮らしてみた感想や今の思いを書いてみようと思います。
2. 日常生活のこと
子なし夫婦のためアメリカに住んでいるといっても、私自身は社会とのつながりがほとんどありません…。
この1年の生活は平日は基本的な家事をやったあとは自由時間、休日は夫とスーパーに買い物に行ったり、どこかに遊びに出かけたり、という感じ。その結果、普通に暮らすにはそんなに困っていることもなく、毎日楽しく過ごせています。
私の場合、ホームシックで日本に帰りたくて仕方ない、なぜか涙が出てくる、というようなことはありませんでした。(日本食、特にお寿司は恋しいですが…)自分にはそれなりに適応力があったと感じた1年です。
私の住む街・ノバイは車があれば10分圏内にスーパーが複数ありとても便利です。
1年も暮らせば、何をどこで買うのがお得なのか、そして各商品の底値もわかるようになりました。
自炊する時間もたっぷりあり、インフレしていて高価な外食を見てしまうと、旅行中を除きほぼ毎食自炊しています。そのおかげでアメリカで買える食材で安く・おいしい料理を作るスキルも習得。
我が家のヘビロテスーパーはMeijer(マイヤー)とALDI(アルディ)です。
大きな店内のレイアウトも把握しているので、こちらに来たばかりの時に比べ買い物にかかる時間が格段に速くなりました。さらにこちらのスーパーはセルフレジが多いので、英語が苦手でもほとんど困らずに買い物できます。
次は住宅事情。アメリカの家は日本では考えられないくらい広くて快適です。その分家賃は高いですが、今は会社が補助してくれているので感謝です。
ミシガン州は北海道と同じくらいの緯度で冬が長いです。それでもセントラルヒーターと部屋直結のガレージのおかげで、外がマイナス10度以下になっても家の中は暖かく、車で外に出るときも辛くないです。冬のミシガンは曇りや雪の日が多いですが、想像していたよりも過ごしやすかったです。
最高なのは夏。湿気もなくてカラッと涼しくてエアコンをつけなくても快適でした。不満があるとすれば、夏になると虫が家の中に入ってきてしまうことくらいかな?
家ではネットとVPNがあれば、日本のTV番組や映画も見ることができ(うちではYouTubeはもちろん、日本のアマゾンプライムとTVerが大活躍)、感覚的には日本にいるのとあまり差がありません。インターネット様様です。
よく壊れるといわれるアメリカの家の設備ですが、我が家もこの1年間でトイレのレバーが壊れたり、戸棚が外れたり、電気のブレーカーが落ちた後戻し方がわからなかったり…。築年数の浅い物件ですが、それなりに色々ありました。
初めてメンテナンスを依頼したときの記事はこちら
メンテナンスはうちの物件専属のスタッフさんがいるので修理の依頼をしたら希望した時間通りに来てくれて、すぐに対応してくれています。もちろん費用は家賃に含まれているので追加の請求は発生しません。日本人が多い賃貸なので、家に入るときは靴も脱ぐかどうか確認してくれます。
アメリカでは修理依頼をしても、いくら待っても業者さんが来ないことは結構普通のことのようなので、恵まれているな、と感じます。
英語でのコミュニケーションも直接行うのであれば、簡単な単語とジェスチャーで故障の説明ができます。相手の言ってる事は半分くらいしかわかりませんが、生活するのに困らない程度には意思疎通ができるようになりました。
一方で電話は苦手意識が払しょくできず、実はまだ一度も電話したことがありません。
最近ネットの更新で確認したいことがあったときは、テキストチャットを利用したり、直接店舗に行って話したりしました。日本であればさっさと電話してしまうような内容ですが、電話で相手の言っていることが分からなかったらどうしようという不安から、挑戦できずにいます。
ここは2年目は頑張りたいな、と思っているところです。
3. 英語のこと
1年間アメリカに住んだら結構上達するんだろうな、と淡い期待をしてきましたが、私のように基本的に夫としかしゃべらない生活をしている限り、自然に英語ができるようにはなりません!!
ESLや語学教室に通ったり、オンライン英会話をやったり、子供がいれば先生方やママ友と必死にコミュニケーションをとったり…並々ならぬ努力をされている駐在妻さんもたくさんいると思いますが、私はどうもやる気が出せず家に引きこもっています。
オンライン英会話はアメリカに来る少し前から渡米直後に計2ヶ月、夫の会社の赴任前準備の補助がありやっていましたが、ネタがない中で世間話をしなければいけないのが結構苦痛で(仕事もなく、外に出ない代わり映えのない生活なので…)、補助対象期間の2ヶ月が終わると辞めてしまいました。新生活に慣れるまではまぁいいか、と思ってもうすぐ1年経ってしまいます。
今のところ旅行先で入場チケットを買う、メニューを注文する、自動車免許の手続きをする場面など、自分が言うこと、相手が聞くことがある程度予測できる場面ではなんとか会話することはできます。(めっちゃ緊張してますが…)
YouTube視聴中のCMもアメリカのものが流れますが、何となく聞き取れる単語も増えているような気もします。
それでも突然スモールトーク的な世間話をされたり、こちらが予測していなかったことを聞かれたりすると、何を言われたかわからないことが多々あります。
もっと緊張せずに気軽に話せたら、相手の言っていることが分かり聞き返す回数を減らせたら、と思う場面はたくさんありました。
生活できないほどではないけど、スムーズではない状況にちょっと居心地の悪さを感じるのが本音です。
現状打破のため、最近英語学習アプリの無料トライアルを色々試してみました。
その中で使い心地のよかった「abceed」と「lingochamp」というアプリをこれから1年定期契約することにしました。
せっかく時間もあり、英語力を試す機会もたくさんある今のうちに、もっと真剣に英語学習に取り組みたいと思っています。2年目の重点課題です。
ちなみにDuolingoは毎日ぼちぼち継続して連続学習記録を更新中です。(今は312日、もうすぐ1年です)
こちらの記事ではDuolingoのメリット・デメリットをご紹介
おわりに
前半戦はここまで。とりとめもなくだらだら書いてしまいました。ちょっとでもアメリカに暮らすリアルなイメージが伝わっていたら、と思います。
後編の記事では
仕事のこと・1年暮らしてわかったアメリカ生活の良し悪し・1年間のまとめ
を書きます。
駐在妻のストレスになりがちな仕事のことなど、正直な気持ちを少しでもお伝えできれば、と思っています。ほかにも行った州の数を数えたりしようと思いますのでお楽しみに。
ではまた~