こんにちは、アメリカ在住の はる(@uchiyamaru0914) です。
せっかくカナダに近いミシガンに住んでいるならナイアガラの滝は観光しないと、ということで2023年8月上旬に行ってきました。
今回の記事ではナイアガラの滝とその周辺の観光地を紹介します。
ナイアガラの滝の見どころ
ナイアガラの滝は世界三大瀑布の一つで、カナダのオンタリオ州とアメリカ合衆国のニューヨーク州との間にあり、二つの国を分ける国境となっています。
ナイアガラの滝は3つの滝から構成されています。
カナダ滝
ナイアガラの滝と聞いて多くの人ががイメージするのがこちらのカナダ滝です。その形が馬の馬蹄に似ていることから「ホースシュー・フォールズ」とも呼ばれています。
落差56m、幅675mの大迫力の滝です。滝つぼの深さは55mあります。
アメリカ滝
アメリカ滝はカナダ滝と比べると、コンパクトに見えてしまいますがこちらも落差58m、幅330mの大きな滝です。岩の間を勢いよく流れる滝からは自然の力強さを感じられ、とてもかっこいいです。
ブライダル・ヴェール滝
アメリカ滝の右側にある幅の狭い滝がブライダル・ヴェール滝で、こちらは落差55m、幅15mです。人気のアクティビティ「風の洞窟ツアー」に参加するとこの滝の真下まで歩いていくことができます。
ナイアガラの滝で楽しめるアクティビティ
クルーズツアー
ナイアガラの滝で外せないアクティビティはクルーズツアー。遊覧クルーズに乗って滝つぼまで行き、間近に滝を見ることができます。落下する水の勢いで全身ずぶ濡れになる貴重な体験ができます。
カナダ側とアメリカ側それぞれから出航する船がありますが、運行ルートは同じなのでどちらで参加しても同じ体験をすることができます。
私はカナダ側のクルーズ(ナイアガラシティクルーズ)に参加しました。チケットは事前予約もできますが、今回は到着時間が読めなかったので当日チケット売り場で購入しました。
訪問時(2023年8月時点)のチケット価格は、昼間のクルーズで大人32.75ドル(カナダドル)でした。夜間の花火クルーズだと少し高くなります。表示価格は税抜きなので、合計はこちらにオンタリオ州の消費税13%をプラスした金額です。
ちなみにカナダ側ではアメックスのクレジットカードは使えなかったので注意です!
チケットを買ったら乗り場に行きます。
すごい人数がいるように見えますが、1回に700人程乗船できるので回転がよく、あまり待つことなく乗ることができます。
乗船時にはカッパが配られます。カッパは乗船料に含まれているのでご安心を。
ちなみに赤いカッパがカナダ側から出発したクルーズ(ナイアガラシティクルーズ)、青いカッパがアメリカ側から出発したクルーズ(霧の乙女号)です。カッパの色で出発地がわかるようになっています。
船に乗ると最初に見えるのはアメリカ滝。滝の前で速度を落とし、ゆっくり眺めることができます。その奥にはブライダル・ヴェール滝も見えます。
アメリカ滝とブライダル・ヴェール滝を鑑賞した後はいよいよカナダ滝の滝つぼへ。カッパを着ていてもその風圧で四方から水が飛び散ります。びしょぬれになるので覚悟していってください。笑
中心に近づくと、目の前は真っ白。観光客のテンションもヒートアップ!
大雨の中で立っているようでした。
カメラも濡れるので防水仕様のものを使いましょう。
3分ほど滝つぼにとどまり、ド迫力の滝と記念撮影を楽しんだ後は方向転換して出発地点に戻っていきます。
約20分と短いクルーズですが、キャーキャー叫びながら、ド迫力の滝を堪能できて楽しいです。人生で1度は体験しておきたいアクティビティです。
風の洞窟ツアー
ナイアガラの滝には他のアクティビティもあります。
アメリカ・ニューヨーク側からはナイアガラの滝の真下に行ける風の洞窟ツアーがあります。(こちらは黄色のカッパ)
ナイアガラの滝の突風を実際に感じられる迫力あるアクティビティのようです。
一番メジャーなクルーズだけでは満足できない人はこちらに参加するのはいかがでしょうか?
花火とライトアップ
夜も滞在できるなら花火とライトアップも外せません。2023年は5/19~10/9まで実施しています。
残念ながら私は昼間だけの滞在だったので見ていませんが、とても幻想的な風景です。また機会があればぜひ夜まで楽しみたいです!
レインボーブリッジ(アメリカとカナダの国境)
レインボーブリッジを使って歩いてアメリカとカナダの国境を超えることができます。各国の橋の入り口には入国管理所があり、パスポートを持って手続しないと渡ることができません。
歩いて国境を渡る貴重な経験ができる場所なので、せっかく来たならアメリカ側とカナダ側それぞれからナイアガラの滝を満喫するのもいいですね!
今回私は時間の都合でアメリカ側には行っていないので、また機会があれば…。
オブザベーション・タワー(ナイアガラの滝 展望台)
この展望台は昼間はアメリカ側のクルーズの出発地点と有料展望台ですが、夜になると無料開放されるそうです。アメリカ側から花火やライトアップを見る人はぜひ行ってみてください。
周辺の観光スポット(カナダ側)
クリフトン・ヒル
クリフトン・ヒルはカナダ側にある観光客向けの繁華街です。通り全体がテーマパークのようで趣向を凝らしたカラフルな看板を見ながら歩くだけで楽しいです。
多くのギフトショップ、レストランやホテルはもちろん、蝋人形館やお化け屋敷などのアトラクション施設にカジノも立ち並び、観光客でにぎわっています。
観覧車もあります。
レストランもたくさんあるので食べるところには困りません。でも観光地価格なのでチェーン店も少し金額が高めに設定されているようです。
ちなみにカナダのピザチェーンPizza Pizzaは郊外の店舗と比べ、1スライスの価格が倍近くで売られていてびっくりしてしまいました!!
スカイロン・タワー
スカイロン・タワーはナイアガラの滝を一望できる高さ160mの展望台です。ちなみに滝の底からの高さは236mもあります!
このあたりでは最も高い展望台で、展望デッキのほか、回転展望レストランもあり食事やショッピングも楽しめるところです。
回転展望レストランはゆっくりと回転してナイアガラの壮大な景色を楽しみながら食事ができるところで、1時間で360度回転するそうです。レストランで食事をするゲストは展望デッキが無料になるそうです。
レストランのメニューはこちらから。(公式HP)
Revolving Dining Room - 360 Degree View of Niagara - Skylon Tower
機会があれば行ってみたいですね!今回は外から見ただけです。
おわりに
ナイアガラの滝はいかがでしたか?
映像では誰でも1度は見たことがあると思いますが、やっぱり実物を見るとその迫力に圧倒されました。
カナダのトロントからは車で2時間弱、アメリカのニューヨークからでも車で6~7時間ほど。観光ツアーもあるようなので、ぜひ足を伸ばして観光してみてください。
カナダで楽しんだ食事はこの記事で紹介しています
ではまたー!