こんにちは、アメリカ在住の はる(@uchiyamaru0914) です。
今週月曜日(8/29)の夕方17時過ぎ、
私の住むミシガン州 ノバイでは突然の嵐で台風のような暴風雨が…。
これをきっかけに約1日停電しました。
困ったことや次に備えておきたいことを記録に残しておきたいと思います。
停電発生までの流れ
17:00頃 暴風雨。
twitterで「アメリカの天気はメンヘラ」、
とつぶやいていた人がいましたが、本当にその通り。
今回もそれまで晴れていた天気が突然暗くなり、暴風雨に。
30分くらいで雨はおさまりました。
17:30頃 停電発生。
これまでも、家でまれに短い停電があったり、
夫の会社で停電になって帰宅してきたり…
アメリカのインフラは日本より弱いことを経験済みなのでちょっとしたら直るかな、と思っていました。
初めの停電は10分程で復旧し、
「やれやれ、直ったぜ~」と思った矢先、18時前にまた停電が…。
そしてこの停電が約1日続きました。
18:00~翌日15:00 停電
復旧したのは翌日の15時頃。
ただ、ネットで復旧目途を調べても翌日昼過ぎまで「復旧目途未定」という状態でとても不安でした…。
原因は近くにある電力会社の設備が風の影響で故障とのこと。
私の住んでいる辺りで広範囲に停電している世帯数が広がっていました。
翌日夫は会社に出社。
幸い車で5分ほどの会社は停電しておらず、
同僚にみんなの家の状況やホテル泊まった方がいいのか、等々
情報収集してくれました。
私のケータイの電波が安定せず、タイムリーに情報を送受信できなかったため、
もやもやしながら過ごしました。
電気の使えない1日を過ごし、改めて電気のありがたみに感謝する1日でした。
電気がなくて困ったこと
電気がなくて困ったのは以下です。
- 冷蔵庫/冷凍庫の食品の心配
- 電熱線コンロのため料理できない、お湯も沸かせない
- wi-fiが使えない
- ケータイの電波も影響を受け、微弱 or つながらない
- シャワーを使えない(電気で沸かすタイプのためお湯が出ない)
- 夜は真っ暗(バスルームは窓がないのでトイレ行くとき特に暗い)
やはり一番は台所周りの心配。
大きな冷蔵庫に買い込んだ食品が冷凍庫にたくさん入っていたので、
特に肉類が溶けてびちゃびちゃにならないか心配でした。
また、ガスコンロのお宅は着火さえできれば食べるのには困りませんが、
うちは電熱線コンロ…。
お湯も沸かせず、カップ麺を食べることもできません。
幸い、夕食はすでに済ませていたのでよかったですが、
翌日いつ復旧するのかそわそわしていました。
次はネット問題…。
wi-fiは当然使えない+いつ復旧するかわからないので
ケータイの電池もあまり無駄にはできない状況。
普段夜の時間はTVでYouTube、ケータイでマンガやゲームをして過ごすけど
それも当然できません。
ケータイの電波は夫の会社携帯がVerizon(ベライゾン)、
私の楽天回線の携帯ではAT&Tの回線を使っていますが
なぜか夜が更けるにしたがって、安定せず…。
翌日に至ってはLINEやメールの送受信もできない状況でした。
ネットが使えないとここまで不便なのか…と
普段どれだけネットに頼った生活だったかを再認識。
シャワーはまぁ1日くらいなら平気。
でも復旧せずこれが続いたらどうしよう…という感じ。
部屋の暗さも懐中電灯や携帯のライトで照らせばまぁ何とかなるレベル。
懐中電灯がすぐ使えるところに置いてあってよかったです。
家にあってよかったもの
家にあってよかったな、というものはこちら
- 飲料水(買いだめしていたペットボトルの水たくさん)
- そのまま食べられる食品(シリアル、パン、ナッツ、お菓子)
- 懐中電灯
- 充電してあるモバイルバッテリ―
- 紙の本
- 携帯ゲーム機(ネット使わずにできるもの)
まずは食料。
お湯や火を使わないと食べられないものが多い中にも、
シリアル・牛乳・パン・お菓子と500mlのペットボトルの水は買いだめしてあるものがたくさんあったので、気持ち的に安心感がありました。
今回水道設備も影響を受けたようで、
「飲料水は煮沸消毒をしてから飲むように」と情報が出ました。
お湯を沸かせない我が家ではペットボトル水があってよかった~と思いました。
次は懐中電灯やモバイルバッテリ―。
大切な情報源のケータイの充電を切らさないために、これらがあって助かりました。
モバイルバッテリ―も8月中旬に使った後にフル充電していたのでよかったです。
使う予定がなくても小まめに充電しておくと、いざというときに役立ちますね。
あとは暇つぶしアイテムとして紙の本、携帯ゲーム機はよかったです。
ネットが使えないと普段やっている暇つぶしがほとんどできなくなることがわかりました!
最近はゲームもマンガもアプリばっかりですが、
こんな時のために少しはネット経由せずに使えるものがあると助かりますね。
今後に備えて
次またいつ同じ状況になるかわかりません。
日本ももちろん災害に備えることは大切だけど、アメリカのほうが小さな被害でもよくおこる印象です。
最後に今後に備えて今回の停電で学んだことを紹介します。
- 自治体のサイト、Twitter等タイムリーに情報を得られるようにする
- 近くに住んでいる人のSNS情報を活用
- そのまま食べられる食品、飲料水を常備
- 冷蔵庫、冷凍庫の整理(中身を常に把握)
- 近くのホテルを調べておく
- 家の保険で補償される内容を調べておく
特に情報弱者になりがちな海外生活では
日ごろから自分の住む地域の情報を得るために情報源を把握しておくことが大切だと再認識。
今回水の煮沸消毒が必要だという情報は
Twitterでフォローしている方の情報から入手、
さらにそこからノバイ市の公式Twitterにたどり着きました。
City of Novi (@cityofnovi) / Twitter
災害の時に突然調べようとしてもわからないので
日ごろからどこから情報を得られそうかチェックしていくことが大切ですね。
次は食料関係。
食料の備蓄は災害の備えの基本ですが、
いつ役に立つかわからないので今後も続けていきます。
あと停電になったときには、冷蔵庫・冷凍庫は極力開けないことが重要です。
日頃から中身を整理・把握して、無駄に開閉せずに済むようにしたいですね。
今回私も、肉や野菜の冷凍は仕方ないとしても、
「アイスはおいしいうちに食べなければ!」と、
停電が長引きそう、と思った瞬間に食べちゃいました(笑)
最後は停電が長引きそうなときの対策です。
ホテルに避難することになるかもしれません。
もしもの時にすぐに判断できるよう、近場のホテルの候補を選んでおくのは必要かな、と思いました。
さっさとホテルを手配してしまうのがいいのか、
復旧を待つのがいいのか判断は難しいですが、
夫の同僚の話だと1週間ほど停電が続いたことも過去にはあったとのこと…!!
今回も近くのホテルは高級な部屋しか余っていなかったようです。
こちらの人たちは慣れているのか行動が早そうです…。
それからホテル代や冷蔵庫の食品等が家の保険で補償対象になることもあるらしいので、自分たちが加入している保険の補償内容、条件はきちんと把握しておこうと思いました。
思いのほか長い記事になってしまいましたが、
将来の自分のため、またほかの誰かのお役に立てれば嬉しいです!
備えておくって大切ですね。
ではまた~